中国オフショアソフトウェア開発 【株式会社クルー】

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2007年02月28日

ここに刺繍、、、攻撃!

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中国への指示書ではまる(失敗する)パターンがあります。

昔、アパレルメーカーの社員が中国の縫製工場に服のデザイン画(左胸のあたり)に、『ここに刺繍』と指示を書き込んだら、出来上がった服の左胸にロゴが刺繍されずにきっちりと、”ここに刺繍”と刺繍されていたそうです。

笑い事ではなく、ソフトの仕様書でも同じことが言えます。

今日、久々にやられました。

中国で作成された仕様書で解り難いところがあったので、『図などで解り易く説明すること』と仕様書に書き込んでスキャンして送り返したら、更新された仕様書には、”図などで解り易く説明すること”としっかり書き込まれていました。

これこれ、これが中国の人達が一生懸命に考えてくれた証しなんだと嬉しくなるんですよね(笑)。

今も昔も変わっていない部分があるんですね。
日本人には何気ないことでも、外国語での仕様書を完璧に仕上げるのは容易なことでないことぐらいはわかります。
こんなことを繰り返しながらコミュニケーションが取れるようになるんですよね!

これを笑っていられるのは、こういう不具合を未然に防げる開発システムが構築されているからで、事前検証ができなければ仕様の思い違いによりあちこちで不具合が発生することになります。

でも、この話しは大連での話しではなく、別の中国の会社での話しです。

DGOでは品質管理部門でシステム的に何重にもチェックするので、こんなミスはありませんから。

2007年02月26日

オフショア開発に必要なもの

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技術力と資金力

これからのソフトハウスは何か特殊な技術を持つか、海外ベンダーをハンドリングできないと生き残るのは難しいと思われます。

”海外ベンダーのハンドリング=オフショア開発”に必要なものはやはり一番に技術力だと思います。発注側、受注側のどちらでも請負で仕事ができることが必須になります。
請負で仕事ができるソフトハウスが、現在どれだけあるかわかりませんが、対応できる社員が会社内に不足しているのは確かだと思いますし、若手をコントロールできる先輩も少なくなっているはずです。

大手コンサルティング会社が言うように、請負で仕事ができる体質に改善することがソフトハウス経営者の急務だと強く感じます。

これは、日本の国策がそれを要求しているのですから逃れることは不可能だと感じています。

二番目は、一番目の会社の体質を請負体質へ変えていく為の資金力があるかどうかだと思っています。大手企業や利益があるソフトハウスは体質改善に投資もできますが、それができなければ条件の悪い仕事しかこなせない負のスパイラルに巻き込まれるのは確実だと思います。

研究レベル以下のソフトウェア開発(設計、実装、デバック、テスト、メンテナンスなど)は日本より海外で行うのが主流になりつつあります。
なので、実装レベルのソフトウェア技術向上は無駄な行為だと思います。もし取り組むなら最低でも設計以上でマネジメントや品質管理のトータル技術の向上が必須でしょう。

そう考えると、ここ数年で楽をしたツケが今になって出てきたようですね。

一流と言われる企業はちゃんと取り組んでいますよ、やっぱり。

2007年02月24日

懐かしいホームページ



今見ても、そんなに古く感じない!?

昔の情報を見たかったのでバックアップしていた2004年までのクルーのホームページ(CREW EXPANSION)を再度公開してみました。

既に中国に開発用の分室を置いていたんですね!

CGI関係で動作しない部分もあるかと思いますが一応全てアップしました。
今見ても、そんなに古くは感じないと思うのは私だけでしょうか(笑)。

この頃は、技術者育成に力を入れており、電脳技術道場なるものを主催していました。

当時はITエンジニアを目指す未経験者が多かったので、この教育プログラムはパッケージとして販売したこともあるのですが、今はIT業界で働きたいという人が少ないので人材を集めるのが大変です。
でも、教育プログラムとしてはかなり実績を上げたと思います。

現在はオフショア開発向けに別のプログラムを幾つか企画していますので、実績がでれば紹介したいと考えています。

2007年02月20日

40歳定年(解雇)説

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中小のソフトハウスの悩みの種の一つに従業員の平均年齢のアップがあります。
なぜ悩みの種かと言うと40歳を過ぎると生産性が下がってくるから会社の利益に貢献できないのです。特殊技術や自社製品を持っていないソフトハウスは派遣か請負をメインで成り立っているので、本人が

「40歳過ぎても問題ないよっ!」と言ってもクライアントが嫌がることも多くなります。

なにより会社が40歳の社員に高い給料を支払うのが嫌になります。40歳一人より20歳代二人の方が単純に儲かるんですから。
40歳近くまでソフトハウスでこういった派遣開発や請負開発をやっているだけでは、その先に未来は無いと言えるのではないでしょうか?。

じゃあどうやって40歳から生きていくかって!?
努力するしかないでしょうね、でも努力の方向を間違ってたら結果は出ないでしょうね。そう考えるとソフト関係の仕事の将来ってどうなるのか不安ですね。

市場に必要とされている能力を磨くことが重要ですね、きっと。

2007年02月18日

新しい仲間

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一月中旬から大連のスタッフが出向で当社で作業をしてくれています。
新しい環境で大変だと思うのですが、順調に開発業務を進めてくれています。
何時まで弊社に出向しているかは決まっていないのですが、オフショア開発のボリュームが増えると思われる今後は、大連のスタッフにヘルプをお願いすることになると考えています。

大手企業さんでの作業になると偽装請負にならないように派遣契約で業務を行わなければなりません。弊社は昔から国際人材派遣や招聘についての業務経験が豊富なので、既に十分対応できるシステムを構築しているので全く問題ありませんでした。

2007年02月10日

脳細胞の能力アップ訓練は困難

頭が良いか悪いかの基準は一概に言えないと私は主観的に考えています。

頭が悪い⇒A)脳細胞の能力は優れているが能力を引き出す方法を知らない
       B)脳細胞の能力自体が遺伝的に特に優れている訳ではない
 こんなことを考えることがあります。

本題ですが、優秀な海外のエンジニアは脳細胞の能力自体が優れていて、能力を引き出すことができます。そういうエンジニアが今現在日本に挑戦してきています。

具体的に例を述べると、

①貴方の会社の日本語は使えるが頭の悪いエンジニアを東大の大学院を卒業させて、世界的な最先端ITエンジニアに育て上げる。
②東京大学の大学院を卒業してITエンジニアとしてはマイクロソフトからもオファーが来るようなエンジニアに日本語を教える。

貴方は、①と②のどちらが簡単で現実性が高いと考えますか?

①はほぼ100%実現不可能ですよね!
②はほぼ100%実現可能で3ヵ月後には結果が出るでしょう

IT企業の財産は人材(人財)です。
ビジネスマナーも世界的に整備されてきた昨今、人材確保の観点を変えなければ生き残るのは至難の業。既に将来が見えている好成績の企業は海外リソースを使った品質向上のステップに入りました。

オフショアベンダーのコントロールできません。
品質管理できませんでは海外に対抗するには、余程の人脈や太いパイプが無いと無理だと思います。

太いパイプはどんどん海外に繋ぎ換えられていますよ。

海外ベンダーに対抗できる品質管理、プロジェクト管理でお悩みであればご相談下さい。

少し表現が偏っているかも知れませんが、あくまでも抽象的な例なので、ご理解下さい。

2007年02月06日

バングラデシュでの日本語教育


バングラデシュでの日本語学校の風景です

日本語の先生はドクターで、授業を受けているのはIT関係のエンジニア達です。
これから日本に来るまでの間、日本語と日本のビジネスマナーを習得します。

彼らは技術ビザで、バングラデシュの人材会社の援助を受けて日本に招聘されます。
ブローカーにお金を渡して不法入国するわけではないので、専門職であれば自由に転職もできる優秀な人材です。

中には大金を取って招聘だけを行い、後は何もサポートしない会社もあるので注意が必要ですね。

バングラデシュ、日本での正規のライセンスを持っている紹介会社を頼るのが安心だと思います。
クルーでは、中国の国際人材派遣会社とも紹介業務で提携を行っています。

海外の人材を採用するには色々なノウハウが必要です。無理やり招聘することは出来てもトラブルの原因になるので各国の慣習を知って、人脈を活用して招聘しないと優秀な人材も実力を出し切れないという残念な結果になることがあります。


2007年02月04日

ソフトウェア品質管理の重要性

最近、ソフトウェア開発のアウトソーシングが増加し始めています。

常駐請負が本格的に禁止されたこともあると思いますが、技術力向上、上流開発工への参加、程利益率アップを目指すと下請へのアウトソーシングが不可欠になるからだと思います。派遣では技術の自社内留保や継承が困難な為にメーカーは既に派遣とコンプライアンスを重視したアウトソーシングの双方を使い分ける方向で動いています。特にアウトソーシングでは下記に示す通り海外での開発が急激に増えており、今後これらは下請会社やソフトハウスにも大きな影響となるでしょう。

しかし、アウトソーシングで問題になるのが品質管理です。

ソフトウェア品質管理については以前から色々な取り組みが行われていますが、特に最近は品質管理の甘さによる不具合発生が目立ちます。単に技術力が低下しただけでは無く、今までの技術ではカバーできなくなってきた開発規模、開発環境変化(納期、新技術の短期間導入など)の影響が大きいと思われます。

社内での品質管理はもちろん、下請会社に対する品質管理の指導も必要になってきます。特にオフショア開発では慣習の違う海外のエンジニアを指導し品質管理を周知させることは重要なプロセスです。

正直、簡単なことではありません。

しかし、解決方法はあります。

過去の経験、ソフトウェア品質の可視化、開発プロセス標準化を自社の開発工程と融合させて運用することで対処することが可能です。

このへんがノウハウで、私達が日中共同で築き上げたコア・コンピタンスになると考えています。

http://hotwired.goo.ne.jp/original/maegawa/041026/02.html

・・・これは1995年と2000年のソフトウェア輸入額を種類別にみたものであるが、最も伸び率が高いのはカスタムソフトである。つまり、構成比をみれば、OSなどのベーシックソフト、ワープロや表計算などが含まれるアプリケーションソフトの方が大きいが、輸入額が一番伸びているのは受託開発型のソフトウェアなのである。

こうした数字は「外国のソフトウェアに比べて日本のソフトウェアの品質や性能が著しく劣っている」あるいは「同程度の品質・性能であれば日本のソフトウェアは価格が高い」ということを意味する。

つまり、日本のソフトウェアは設計や品質管理が悪くて粗悪品になっているか、ソフトウェア産業における労働生産性が低くて割高なものになっている、あるいは両方だということになる。

受託開発型ソフトウェアの輸入が増えているというのは、ソフトウェア開発を海外に発注している企業が増えているということであり、言い換えれば、海外へのアウトソーシングが増加しているということである。この海外アウトソーシングの増加という問題は、日本のソフトウェア産業の未来を考える上で避けては通れない。

近年、インド、中国などがソフトウェア産業を重要産業と位置付け、その育成に力を入れている。インドでは多くの米国企業がソフトウェア開発を行っているし、日本でも中国の企業にソフトウェア開発を外注したり、現地にソフトウェア開発拠点を持つ企業が増えている。

企業がソフトウェア開発を海外アウトソーシングする最大の理由は、開発コストを削減できるからである。たとえば、国内であれば年収800万円クラスのソフトウェア技術者が、インドでは200万円以内で雇える。単純に計算すればコストは4分の1で済む。ただ、実際には直接経費のほかに、海外企業選択に必要な経費、業務移行のための経費、コミュニケーションに要する経費など間接的な経費が増えるため、賃金格差どおり経費が安くなるわけではない。

インドや中国のソフトウェア技術者の賃金も徐々に上昇しているとは言うものの、依然として格差は大きい。この賃金格差があるかぎり、海外アウトソーシングは増加していくだろう。

By Hotwired

2007年02月02日

インド工科大学

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IIT(Indian Institutes of Technology)が先日テレビで紹介されていました。
加えてインドのIT技術の進歩の速さに驚いています。10年ほど前に仕事の打合せでウィプロ社のエンジニアと知り合ってからインドとの接点も保っているのですが、ここ数年での技術力アップは予想外なものでした。
貧富の差は激しいのは昔も今も変わらないようですが、中間層に位置する人々のパワーが凄いように感じます。
正直、日本が今後、何時までインドや中国を抑えることができるのか心配です。聞くところによると50年後は日本はインドに経済で追い抜かれるそうですね。

本当に日本の将来が心配です。