中国オフショアソフトウェア開発 【株式会社クルー】

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2006年11月29日

組込みソフトもオフショアで本格開発へ

2006年11月28日、大手システムメーカー様との間で組込みソフトウェア開発を中国大連でオフショア開発することに合意いたしました。

期間は1年以上の長期間とし、ブリッジSEをお客様に派遣し、中国大連の開発スタッフで組込みソフトウェアの開発を継続的に行います。
開発当初の規模は50~100人月として、その後継続的に大連での開発人員の増加を行います。

今後も引き続き、大連のあらゆるリソースを活用して頂き、お客様に満足していただける開発サービスを提供していきたいと考えております。

組み込みベンダの半分が海外へ外注、発注先は中国40%、インド20%

@ITの記事に目が留まりましたので紹介させて頂きます。

組み込みベンダの半分が海外へ外注、発注先は中国40%、インド20%

■思っていた以上に組込みソフトウェアの開発が中国、インドで行われていることに驚きました。
現場では中国へのオフショアを望まない声が多い中、実際にはかなりの開発が中国オフショアで行われているということのようですね。

工程ごとの内部工数と外部工数に関する調査では、「システム要件定義」や「システムアーキテクチャ設計」などはほとんどが内部工数だったが、「ソフトウェア詳細設計」や「ソフトウェア実装・単体テスト」や「ソフトウェア結合・統合テスト」では半分近くが国内外へのアウトソースとなっており、そのほか「技術要素」も国内外へのアウトソースが半数以上を占めた。田丸氏は「人手がかかるところは外部にアウトソースするケースが多いようだ。事業数で見ると、半数近くの企業が海外へ外注しており、外注先国は中国が最も多くて40%、次いでインドが20%、そのほか欧州や北米が続いている」と説明し、すでに半数近くの企業が海外オフショア開発を手掛けていることが判明した。

■また、組込みエンジニアの不足と技術力の低下もさらに進んでいるようです。

組み込みソフトウェアエンジニアのスキルレベルは、現在半数近くが指導者が必要なエントリレベルで、約3分の1が1人で作業ができる「ミドルレベル」、10%程度が新人に指導できる「ハイレベル2」、作業を創意工夫して新たな開発手法などを構築できる「ハイレベル1」は10%未満だった。しかし、経営者の理想では、ハイレベル技術者がもっと必要だと考えており、ハイレベル技術者の不足率が顕著に表れた。

■結果として、ファームウェアの開発が遅れ、製品の出荷も延期される状態が発生しているのですね。

プロジェクトの評価に関する調査では、「製品出荷後の不具合」や「製品の出荷状況」に関しては約8割~9割のプロジェクト責任者が「計画通り」もしくは「計画以上だった」と回答したものの、「開発費用」や「開発期間」に関しては60%近くのプロジェクト責任者が「計画を下回った/期間が延びた」または「計画を大幅に下回った/期間が大幅に延びた」と回答しており、納期や費用に関しては多くのプロジェクトで目標に見達だったことが分かった。

■今後は国際的な開発ができる体制と、管理できるブリッジSE(PM)が非常に重要な役割を担うことになりそうです。

中国オフショア開発セミナー



大阪駅前第四ビル会議室

今まで少し不便な場所で『中国オフショア開発セミナー』を開催していましたが、次回からJR大阪駅近くの大阪駅前第四ビル会議室でセミナーを行うことになりました。

特に宣伝はしていないのですが、多いときには定員をオーバーすることもあります。

参加していただける人数は少ないのですが、単なる講演では無く、”中国オフショア開発を一緒に考えてもらう”というスタンスのセミナーとしています。

人前で話すのは得意ではありませんので、ミーティングのような気楽なスタイルで参加してもらえるセミナーにしていきたいと思っています。

早朝の大連周水子国際空港



大連周水子国際空港のロビー

何時も大連の周水子国際空港は早朝から人も多く慌ただしくしています。
最近はアメリカかヨーロッパの人も多くみかけますが、やはり日本語での話し声を良く聞きます。

そろそろ、今の国際空港だけではスペースが足りないので、新しい国際空港の建設に取り掛かるようなことを聞きました。

大連への世界からの入り口として、大胆なデザインの建物になるような気がします。

2006年11月26日

試作・評価基板開発のこれから

商社の知人から聞いたのですが、インドの一部の会社ではFPGAの設計開発の能力がとても高いそうです。
それと同時に基板設計開発の能力も高く、量産品の開発は距離的なものや考え方の違いで未だ多少は不安があるものの、試作であれば全く問題ないそうです。
既に幾つかの開発実績があり、仕事として発注して実績を収めているということでした。

私も以前にシステムLSIを開発している会社に所属していたことがあるので、ASIC、PLD・FPGAに対する
知識が少しあり、HDLを読んだこともあります。
そのおかげで、ファームウェアから見たFPGAの設計要求が少しは出来ると思っています。

インドはデバイス開発に長けていると昔に聞いていたのですが、最近はあまり聞かなくなっていたのです。しかし、デバイスやハードウェアの設計に長けている会社もあるようですね。

出来れば一度、インドのこのような会社を訪問してみたいと思っています。
実は来年には大連の社長とインドと西安には行こうと約束しています。

GPGA、基板の開発が出来れば、ファームウェア+ミドルウェア+アプリケーション+ネットワーク(サーバー&クライアント)とシステム全体の開発が可能になります。
システムLSIを開発している会社に所属していた頃は、チームでこのような開発を行っていました。

今後は中国、ベトナム、インドを含めて、ハードウェアとソフトウェアをトータルに開発できる体制を整えて行きたいと考えています。
その為には、国際的にスキームを組んで開発をする対応力を身につけて行かないとならないですね。

オフショアの低コストを活用して、短期間で高品質な開発が出来る体制を整えられたらと考えています。

2006年11月22日

技術力と会話力

『優秀なエンジニア同士であれば言葉の違いによる技術面の意思疎通に苦労することは無い。』と言うのが私の考えであり、私自身の経験です。

私は日本語以外は簡単な会話程度しか出来ません。それでも今まで言葉による障害は無かったと思います。

基本は技術力であり、技術は世界共通です。
正しいか、間違っているかは技術力が高ければ会話をしなくても理解出来ます。
双方中途半端な技術力の場合、会話が完璧にできても開発の品質は悪くなるでしょう。

会話力でソフトウェアの開発は出来ませんが、技術力さえあれば高品質なソフトウェア開発が可能です。
この論理が機能していない企業は会話力を向上させるのではなく、本業の開発技術力の向上を目指すべきだと考えます。

民生品の開発を行っている組込み開発エンジニアであれば15年の経験があればデジタル家電を企画して量産するまでの全ての管理ができないと能力は十分とは言えないでしょう。

デジタルカメラ、DVDレコーダー、デジタルTVを自分のマネジメントで開発から量産までできるエンジニアがどの位いるでしょうか?
もちろん会社組織では会社のバックアップがあるので、個人で請け負って開発するというのが条件になります。

最近の組込みエンジニアの技術力不足には悲しいものがありますが、経験を積む機会が少ないのと、我が身のことばかりを考えて若手に経験を積ませようとしない上司や経営者が多すぎるのが大きな原因だと思います。

デジタルカメラの開発経験が無いとデジタルカメラの開発をさせないとか、DVDレコーダーの開発経験が無いとDVDレコーダーの開発をさせないとか、目先のことばかりを重要視して来た為に新しく創るという能力を見に付けていない組込みエンジニアが多すぎます。

組込みエンジニアの不足が深刻な問題になっていますが、今後も製品を創り出す能力を持たない組込みエンジニアを増やしても、人材不足を解決することは出来ないと思います。

そうこうしているうちに製品開発を中国に全部持って行かれるかも知れません。中国は日本の5倍は早く発展しています。

注目される大連



NHKで紹介された大連ソフトウェアパーク(旅順)

今、大連に滞在しており、今日も大連ソフトウェアパークに行ってきました。
戻ってニュースを見ていると、大連ソフトウェアパークへの注目度がアップしているとNHKで放送されていました。

今日も来客があって、大連ソフトウェアパークの見学に同行していたのですが、企業のイメージアップや人材確保には大連ソフトウェアパーク内にオフィスを置くのはメリットがありそうだと言われていました。

私達も大連ソフトウェアパークの第一期と第二期の2箇所に開発用地を確保しています。
今は資金不足もあり直ぐにはオフィスを置く予定はありませんが、数社の日本の商社様やインド企業からの資金で今後は開発センターを準備していく予定です。

大連ソフトウェアパークには多くの海外企業が進出してきています。
これから5年、10年先にどうなっているかが楽しみです。

中国人ブリッジSEの必要性は

今日、大連の社長と話をしていて、ブリッジSEの必要性についての話題になりました。

大連の社長の疑問は、『何故、中国オフショア開発会社は日本語で全て対応できるのに、中国人ブリッジSEを日本が必要とするのか?』というものでした。

確かに日本人のSEでも中国オフショア開発会社を使うことは問題ありません。私もその一人ですから(笑)。中国語は全く話せません。かろうじて挨拶程度でしょうか。

日本人のリーダーがいて、中国人ブリッジSEもいると、重複してリーダーが存在することになります。
中国人ブリッジSEが行うのは通訳だけというケースが多くなりますが、日本語で対応できる中国オフショア開発会社では、日本語対応環境を中国に構築しているので大きな無駄です。
ましてや仕様書は日本語。大連の社長には、日本語を中国語に訳して、日本語がわかる中国人エンジニアに説明する必要性は確かに理解できないのでしょう。

私も明確な回答が出せませんでした。

中国語は必要ないので。。。日本人がブリッジSEをやれば。。。と言う大連の社長の的を得た指摘にうなずくばかりでした。

2006年11月20日

デバッグの為に基板改造



基板へのハンダ付け

大連のスタッフがロジアナを使ってデバッグしている環境を見せてもらいちょっと驚きました。

テストピンが無い基板を使ってもらってたのですが、基板を改造しないで手でプローブを基板に押し付けてパルスを取っていたのです。
確かに私も横着をして同じように波形を取ったり、オシロで回路を確認する時にはデバイスの足にプローブを当てて波形を取ったりしていましたが、同じピンの波形を取るには掴み易くする為にラインをハンダ付けする方が楽です。

でもって、早速ハンダ付けしてもらいました。

これまたビックリで、私よりもハンダ付けが上手いのでは(?)、と思うほど手馴れたものでした。

最初は少し時間がかかりましたが、既に道具も揃っていたので慌てることも無くスムースに作業は終了。
その後で近いピンへのショートが無いか入念にチェック。
後で聞いたら、近くに電源のピンがあるそうな。それで慎重にテスターを使ってショートしていないか確認していた訳ですね。

今までにメカの分解もやってもらったし、ハンダ付けも問題なし(フラックスも持ってた)で、もう私はあまり教えることが無いような気がしてきました。

加速するグローバルな人材採用



東京国際IT業界 就職・転職フェア2006

海外との接点が多くなると日本国内だけでの人材採用だけでなく、海外の状況も踏まえた人材採用を考えるようになりました。

日本の企業でも国と国の壁を超えた人材採用と活用が加速しているようです。

国籍を問わない採用が進む中、日本人の能力が問われることになりそうですね。

【東京国際IT業界 就職・転職フェア2006】

大連ソフトウェアパークITスクール



DCSPトレーニングセンター

大連ソフトウェアパークの中心にあるIT技術者育成センターです。
最近は大連でも技術レベルが高くて日本語ができるエンジニアは少なくなってきています。

そういったニーズを狙って、開発の本業から教育部門を立ち上げる会社が急に増えたように感じます。

しかし、大学を卒業した優秀な人材は一握りで、なかなか採用することができないのが現状です。

これからさらに難しくなる人材採用は経営者の悩みの種であることは確かです。

大連にも色々な教育機関がありますが、国立大学を卒業した優秀な人材と、私立を卒業した人材とのレベルの違いに日本の企業も気付いてきたみたいですね。既に中国企業はそのへんは詳しくて卒業大学によって採用するかしにかを明確に決めているようです。

食べ物シリーズ・火鍋編



一人で食べる火鍋

一人で食べる火鍋です。これで一人前(?)です。
値段は、。。。670日本円程度です。

量的には400円分位で十分だと思いますが、一品の量が多いのでどうしても残す位にオーダーしてしまいます。

周りの家族連れも大量に食べていました。

カルピスのようですが



食事の後のデザート

食事の後にもらったデザートのアイスクリームです。

パッケージはカルピスのようですが、カルピスらしい印刷はありませんでした。
カルピスなのか、カルピスでないのか、ちょっと悩んで食べたら普通のアイスクリームでした。

落とし穴?



マンホールの蓋(溝蓋)が無い状態

暗くなってから大連ソフトウェアパークの外れを歩いていてビックリしました。

点字ブロックの先に穴が空いているではありませんか。。。
深さは1メートル以上あり、かなり深く見えました。

下を見ないで歩いていたら確実に穴に落ちていましたね。
工事中で蓋が無いのか、それとも誰かが持って行ったのかは不明ですが、かなり危険だと思います。

まれにこういう状況に遭遇するのは怖くもありますが楽しくもあります。
国が大きくなれば色々なことがあり、細かなことは日本とは違っていますが、それを楽しむ感覚も必要ですよね。

これも異文化コミュニケーションでしょうか。

2006年11月17日

インドの会社との提携

インドの会社と組込みソフト開発のアライアンスの話しをしてきました。

インドの会社も最近はエンベデッドへの取り組みが本格化しているようですが、私達日本人が考えるほど多くの企業がLSIやハードウェアに近い部分の制御プログラムの開発は行っていないようです。
一部の大手SIや外資企業がエンベデッド系の開発を進めているようです。

何故か日本企業との商談より海外企業との商談の方がスムースに進みます。
とにかく仕事に対して前向きで純粋ですね。

近くインドに行くことと、中国(大連)に来てもらう約束をしました。

どうしても世間話が多くなるのですが、色々な国の状況や今後の可能性などを論議するのは楽しいですね。

彼らは前向きで、動きが早いので、一緒にビジネスを行うのは非常に楽です。
日本人の感覚では辛いかもしれませんが(笑)。

弊社と大連の関連会社のビジネスモデルを取り入れて、インドでのオフショア開発に活かしたいと社長が言われていました。
中国、ベトナム、インド、シンガポール、をまとめるような形で共に成長できるように努力するのが、今後の発展につながると思っています。
もちろん、コア部分は日本がある程度先行してアドバンテージを持っておく必要はありますよね。

これから、面白いアライアンスが出来そうです。

2006年11月15日

電波新聞に掲載されました



電波新聞に掲載された記事

全てが完全に実現できている訳ではありませんんが非常にクルー&ヘルムシステムの志を表現していただいていると感じました。

まだまだ納得のいく企業体制ではありませんので、これからも中日での開発業務の品質アップに努めていきたいと考えております。

最近は弊社のビジネスモデルに共感して下さる企業様も多く、あらゆる面でご支援をいただいております。

引き続き、良い報告ができるように努力していく所存です。

2006年11月14日

HERMES



HERMESのスカーフ

HERMESのスカーフ制作のデモが梅田のホテルで行われていました。
ディスプレイされているスカーフも綺麗でした(新作ばかりだったと思います)。
学生の頃、パリでディスプレイされているスカーフを写真に撮った記憶があります。

2006年11月12日

オフショア開発とオンサイト開発

最近なのですが、オフショア開発を行いたいと依頼があって話を聞きに行くと、内容は中国人エンジニアの日本での派遣を希望されていることがよくあります。

中国人エンジニアが日本国内で開発を行うのは、オンサイト開発であってオフショア開発ではありません。別の言い方ではオンショア開発とも言えると思います。

2006年11月05日

ベトナムの人形



ベトナムのホテルでもらった小さな人形

ベトナムのホテルで泊まっていたときのことです。そこのホテルでは部屋のクリーニングをしてくれた後に小さなベトナムの人形を置いてくれるのです。
毎日、1つずつ増えるので4泊して4つの人形がサイドボードの上に並びました。1つは中国の友達にあげて、残りは自宅のリビングに飾ってあります。

気がつくと、いつの間にか部屋にはベトナムの置物や絵が飾られています。
そういえば気にしてなかったけれども5年ほど前から、我が家のリビングはベトナム風になっていました。
その頃はベトナムに行くなんて、全然思ってなかったのに。何かの縁でしょうか。

今度ベトナムに行く時には街に沢山あった画廊に足を運びたいと思っています。
気に入った絵が見つかりそうな気がします。