中国オフショアソフトウェア開発 【株式会社クルー】

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2006年08月18日

オフショアとオンサイトってどっちが難しい?

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オフショアとオンサイトで必要なもの

下記のような記事を見つけました。

私も同感で、既にソフトウェア開発が正常にできる企業が非常に少なくなり、限られた組織だけが開発プロジェクトを成功させているのだと感じています。

オフショア開発も国内開発も大きな違いは無いと考えています。単に今のエンジニアの技術不足、プロジェクト体制が悪いだけだと思います。安易にその場しのぎを行ってきた結果ですね。

システム設計ができなくてバグを大量発生させて、評価・検証で莫大な工数を費やすというパターンばかり見かけます。
まして、ここで行う評価・検証は、単なる力作業で、海外のようにテスティング技術など全くと言っていいほど使われていません。

これでは、ソフトウェアの品質がアップするという期待は持てないですね。

【引用】
こういうことを書いていると、インドや中国でのオフショア開発を成功させるためにやらなければいけないことと同じだということに気付く。遠く離れたオフショア開発でプロジェクトを大失敗させるのも、目と鼻の先、オンサイトでの開発で偽装請負疑惑が生じるのも、なあなあで済まそうとした商取引にその要因があるといえそうだ。顧客や協力会社とのインタフェースの明確化、契約の厳密化は、ITサービス業界を“近代化”し、若者に魅力ある業界にするために不可欠なことだと思う。

スーパーでの買い物



お土産物はスーパーで買うのが一番

大連に仕事の打合せに来たお客さんの大半は、街中のスーパーでお土産物を買って帰ります。
空港で買うことを考えれば、格段に安いですから。
でも、それだけではありません。空港には無い面白い商品が沢山あります。
お菓子、インスタント食品、健康食品、ワイン、お茶、その他色々。その上、空港で買うのに比べてとってもお買い得。
打合せに来るお客さんは、毎月1回は食料を買い込んで帰ります。

まだまだ、大連の物価は日本に比べて安いです。
人件費も、ここ10年は大きくアップしていないのが魅力的ですね。

そろそろ、大連にアパートでも借りようかなんて考えています。
誰か、共同でアパートを借りてシェアしませんか?

間貸ししてくれる方がおられれば、ご一報下さい(笑)。

2006年08月17日

大連の衛星写真



大連事務所の周辺



大連ソフトウェアパーク管理棟周辺



中山広場周辺

大連を、「Google Earth」で見てみました。
海、山、公園、ビルと綺麗な街であると改めて実感します。

旅順地域が詳細に見えなかったのは軍需の関係でしょうかね?

2006年08月14日

ベトナムの発展



ホーチミンでの高層マンション建設

ベトナムに着いて最初に感じたのは、街の中心を除いて高層ビルやマンションが比較的少ないということです。
大連だと30階以上のマンションがあちこちに建っているのですが、ベトナムでは高層マンションは未だ少ないと感じました。
でも、徐々に建設は進んでいるようで、建築の為の基礎工事は街の中のあちこちで見ることができました。

ただ、「地震が無いから大丈夫」と地元の人は言ってましたが、ビルの壁がレンガを積み上げただけというのには不安がありました。思いっきり壁を蹴ったら穴が開くかも、なんてね。
レンガは中空になっていて断熱効果のある特殊なものだそうです。

中国と同じで、半年も行かなかったら街の景色は大きく変わるのでしょうね。これからが楽しみの街でした。

2006年08月13日

偽装請負、偽装派遣なんて

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オフショア開発には無関係な「偽装請負」、「偽装派遣」

近頃、「偽装請負」、「偽装派遣」について多数の記事やブログ立上げされているのを目にします。
数年前であれば弊社もヒヤヒヤする内容のものですが、オフショア開発100%である今の体制では全く影響なく他人事とオブザーバーに徹しています。
逆にこれからオフショア開発が加速する添加剤になってくれればと願っています。そうなれば、日本のエンジニアの労働環境も同時に改善されるのですから、昔から私が個人的に願ってきたことへの実現につながります。

昔から労働省、大手派遣会社、大手企業、労働者間で色々な論議を繰り返してきましたが、派遣法、職業安定法を守らない違法派遣を関係省庁が認めることは困難だと感じています。たとえ「偽装請負」、「偽装派遣」を行っている会社が倒産するとしても容易には妥協はしないのではないでしょうか。

「偽装請負」、「偽装派遣」を問題として表面化させたのは大手派遣会社の思惑でもあり、企業力でもあると思います。失業率も下がっているので、派遣(紹介予定派遣)⇒紹介(雇用)というストーリーが大手派遣会社と労働省の一致する思惑のような気がします。

完全に請負で業務を行っている弊社のような企業、または派遣法を守って業務を行っている会社には何ら影響は無いのですから。

この機会に、メーカー様も本当の業務請負ができるパートナー会社を見つけられては如何でしょうか?
無駄な所に神経を使わずに業務ができるのですから、メリットは大きいと思います。
弊社では徹底したコンプライアンス経営を行っていますので、安心してお取り引き頂けると思います。

各種公の協会などは会員企業の業務実態を調査把握し、労働省の指導に反する業務を行っている企業にしかるべき処分を下す必要があると考えます。

「偽装請負」、「偽装派遣」問題を専門に取り上げているブログが立ち上がっていますので、これからも注意して見て行きたいと思っています。

2006年08月11日

ベトナム視察



ベトナム最大IT企業FPTホーチミン支社にて

3泊5日の短期間ですが、ベトナム(ホーチミン)への企業視察に行って来ました。
日本LIS企業のベトナム支社、ベトナムIT企業2社を訪問し、充実した視察となりました。

ベトナムの現地ベンダーさんの技術力、インフラなどを実際に目にすることが出来、今後のオフショアビジネスの為に貴重な情報を収集することができました。

今回は台風の影響もうけることなく、スケジュールの通りに仕事を済ませることが出来、仕事の後にベトナムの方々との交流をもつことが出来、中国とは違ったベトナム文化や慣習に触れることができました。

FPTさんの社員の方々は日本語も上手く、高いスキルを持っていると感じました。今後、毎年2倍での成長を計画されているそうです。中国、ベトナムとIT企業は元気ですね。

ベトナムIT企業はマダマダ経験が少なく若い社員が多いので、今直ぐに中国にとって変わることは難しいと感じましたが、大連での開発も、さらに技術力アップ、効率アップが必要だと痛感しました。近いうちに中国と大連の技術レベルの差は無くなってくるでしょうから。。。

2006年08月02日

システム開発技術力とは?



仕様打合せ&設計検討の風景(大連オフィス)

システム開発技術力とは何処で判断するべきものなのでしょうか?

中国で開発を行っていると何度も開発の失敗を繰り返す日本企業が、どのような体質であるかが見えてきたような気がします。

特にエンベデッド系の開発では、今まで個人で開発できていたソフトウェアを、規模が拡大した為にチームで開発しなければならず、プロジェクト管理に不慣れでトラブルが続発しているように感じます。

開発チームのエンジニアの選定が的確でなく、個々のメソッドの開発経験ばかりを優先してエンジニアを集めるので、システム全体を設計できるマネージャーがいなく横並びの開発になり、とんでもないプログラムが出来上がるという感じです。

使用する固有デバイスの経験を重視する会社がありますが、デバイスの設計は汎用的に行うのでデバイスを制御するには固有の機能を熟知する必要は全く無いはずです。
少なくても、LSIの設計に関わっていた私は特殊なケースを除いてデバイスは出来るだけ制御し易いように設計していました。そうでないと、制御プログラムのバグ潰しに付き合う羽目になるので(笑)。
データシートを見ればデバイスの内部構成も想像できるので、初めて使うデバイスも苦労することはまずありません。デバイスに不具合があれば別ですけど(エラッタをなかなか公開してくれないメーカーもあるので)。。。

要点としては、固有のデバイスの制御経験ではなく、複数のデバイスを組み合わせて、CPU占有率を出来るだけ下げて、リアルタイム性能を高めて確実に機能するシステムを設計できるかだと思います。
個々のメソッドを的確に設計し実装する。そしてシステムを構築する能力が重要だと思うのですが。。。

プロジェクトチーム内のエンジニアをマネジメントできなければ、メソッドはイビツになり結合した時に正常な機能は期待できません。
リソースの再利用でもイビツな部分を調整して実装する技術が重要です。適当にそのまま実装してもデバッグで苦労するだけです。

「形の無いモノを一から創る」のが開発の原点であって、イビツなモノを無理やりくっ付けるのは開発とは言えないと思います。

中国人エンジニアの方がチームで作業を分散させる開発手法を良く知っているので、大規模のソフトウェア開発に向いているのかも知れません。学生の時からオブジェクト指向での開発が普通ですから開発の分業にも慣れているのだと思います。

このように失敗を繰り返す企業ばかりではなく、開発に成功している企業の方が多いのでしょうが、開発の失敗はやはり目立ってしまうので印象に残ります。

イビツなモノをくっ付けても完動品は出来上がらないことに気付いていない人達が多いのかも知れません。



優秀なスタッフがいれば、プロマネの指示が間違っていても明確に指示を出せばシステムは完成します。
プロマネの指示が間違っていればスタッフが指摘してきますから!!

何でも一人で責任を背負うという日本的プロマネ根性は会社の敵です。

アメリカなどではプロマネはエンジニアとは違った技術を要求されます。日本でもプロマネのポジションと必要能力を良く理解する必要があると思います。